超時空要塞「マクロス」

もともとアニメーション全般が好きだという笹原氏。特に、ロボットアニメの一大ブームを巻き起こした『機動戦士ガンダム』や『超時空要塞マクロス』には深い思い入れがあるという。
一方で、小学生の頃に誕生したファミコンにも夢中になった。
「初めてやったのは『マリオブラザーズ』。弟にどうしても勝てなかったのが印象に残っています。
『スターラスター』にもハマりました。宇宙空間で戦闘機に乗って戦うゲームで、内容的には先ごろ制作に関わった『プロジェクト　シルフィード』にも通じるものがありますね」
しかし、少年時代からアニメやゲームに魅了されながらも、自分の進む道を自覚していたわけではなかった。
武蔵野美術大学に入学したものの、しばらくは自分が何をしたらいいのかわからなかったという笹原氏。
そんなとき、コンピューターグラフィックス（ＣＧ）との出会いによって、人生が大きく動き始める。

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