An Argentinian judge has issued an international arrest warrant for Isabel Peron, a former
president, as part of an investigation into the killing of dissidents prior to the country's military dictatorship.
(要約)アルゼンチン法廷はイザベル・ペロン元大統領に国際逮捕状を発行した。軍事クーデタ
ーで政権を追われる前の1976年に反対勢力が粛清された事件の捜査のため。警察は右翼的
暗殺組織アルゼンチン反共同盟(Argentine Anti-Communist Alliance, トリプルAとも呼ばれる
)の再捜査を開始しており、今回の件もその一環。人権団体によると、トリプルAは1976年から
1983年の軍事政権に先立って、2000人におよぶ人間を殺害あるいは誘拐したと言う。
検察官は、1974年から1976年の在任期間中ペロン元大統領が国家テロを許可する3つの法令
に署名したと主張している。彼女は1976年3月のクーデターで追放された後、1981年からはス
ペインで亡命生活を送っており、夫のファン・ペロン元大統領の死後は官職に就いていた。
しかし彼女は、左翼ゲリラと暗殺部隊の間に暴力を広めてでも権力の座にしがみ付こうとした
。右翼団体によると、トリプルAのメンバーの多くが後に軍に雇われ、軍事政権下で数万人にも
及ぶ反対勢力の粛清を手助けしていたとのこと。ノーベル平和賞受賞者のエスキベル氏は、ト
リプルAは事実上政府組織の一部であり軍事政権下での国家テロの端緒となった、とAP通信
に語った。「この問題をとことんまで追及して、どのようにしてテロが国家によって引き起こされ
るようになったのか明らかにしなければいけない」
ペロン元大統領の主席補佐官だった人間を含む、二人の元トリプルAメンバーが先週逮捕さ
れている。元大統領からの反応は無かったが、彼女の弁護士が、逮捕命令の最終決議を待っ
ている、との声明を出した。
ソース(英語)
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/664B25ED-931B-4B3E-AE03-545B74105C20.htm