英国、米国、オーストラリア、ドイツ、ノルウェーの各紙にこんな広告が載った。
「あなたの家系を1066年までたどれませんか?あなたの先祖がイングランドの王に
なった可能性はありませんか?」
エドガー王子は大叔父であるエドワード懺悔王の後継者に指名されていたが、エドワードが
1066年に亡くなった後、戴冠することはなかった。代わりに王位についたのはハロルド2世だった。
ウィリアム征服王はノルマンディから海を渡りイングランドに侵入、「ヘイスティングズの戦い」で
ハロルド軍を撃破した。10代だったエドガー王子はウィリアムに服従した。
イングランドの歴史的環境を保全することを目的としているイングリッシュ・ヘリテージは
広告で次のように質問している。「あなたはエドガー王子の末裔ではありませんか?」
歴史のイフを研究するために、系統学者たちはウェブサイトで、エドガー王子に最も近い祖先の
名前と証拠書類を提供するよう呼びかけている。
系統学者のニック・バラット氏は「もし、ウィリアムが1066年に王位を簒奪しなければ、英国史は
大きく変わっていたでしょう。今とは異なる言語を話し、最も近い同盟国はスカンジナビア諸国
だと考え、全く異なる統治機構を持っていたに違いありません」と語った。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081168587862.html 依頼スレ810