Internet Explorer(IE)7かWindows Vistaの脆弱性を発見すれば8000ドルの賞金を授与します――。
VeriSign傘下のセキュリティ企業、iDefense Labsがこんなコンペを開始した。
コンペでは、攻撃者がリモートで悪用して任意のコードを実行できる脆弱性情報1件につき、iDefenseから8000ドルの賞金を支払う。同じ脆弱性に関する情報が複数から寄せられた場合は、最初の提出者のみが賞金を受け取れる。
脆弱性は、完全にパッチを当てた最新版IE 7かVistaのデフォルトで存在するものでなければならない。
さらに、自分が発見した脆弱性の実証コードを提出した場合、1件当たり2000〜4000ドルの賞金が加算される。
ただし、悪質な機能を持ったコードを提出した場合は失格となる。提出期限は3月31日まで。
コンペ開催の背景についてiDefenseは、ITセキュリティ担当者の間ではIE 7とWindows Vistaにアップデートすることへの不安がぬぐい切れないのが現状だと指摘。この不安を和らげる一助としてコンペを実施すると説明している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070111-00000030-zdn_ep-sci