ワキ毛を剃る暇もないハリウッドの女性たち
ハリウッドで活躍する女性たちに共通する、成功の意外な副産物は「ワキ毛」である。
5日、年刊誌『Women In Entertainment Power 100』(エンタテイメント業界で最も活躍した女性100人)第15号の出版を祝う朝食会が
米エンタテインメント雑誌『ハリウッド・レポーター』の主催で行われた。
有名人が勢ぞろいした朝食会では、9.11テロを題材にしたオリバー・ストーン監督映画『ワールド・トレード・センター』に出演した
マリア・ベロが基調講演を行い、「今朝は、なんとか2週間生やし放題にしていたワキ毛を剃りました」と働く母親の朝の忙しさを冗談交じりに語った。
これを受けて、同映画の演技でベロ同様絶賛を浴び、同じく基調講演を行ったマギー・ギレンホールは、「私は、もう伸ばしっぱなしよ!」と笑いを誘った。
今年、「ハリウッドで最も活躍した女性」で1位に輝いたのは、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの共同会長エイミー・パスカル。
2位は、ディズニー/ABCテレビジョングループ社長のアン・スウィニー。MTVネットワークスの会長兼CEOのジュディ・マクグラスが3位に入った。
朝食会での話題は、もっぱらハリウッドにおける女性の目覚しい活躍ぶりだ。役員職に就く女性はもはや珍しくなく、政治や他の分野への参入も目立つ。
ベロは、次期下院議長ナンシー・ペロシに触れ、「これだけは言わせて。彼女なんて目じゃないわ」と言って会場を沸かせた。
ベロは、映画祭のイベントなどでウェイトレスをしながら、エンタテインメント業界とコネを作っていった野心家なのだ。
同年刊誌は15年前に創刊されたが、第1号には50人の名前しか載っていない。
http://news.ameba.jp/2006/12/wo1208a_2.php