韓国の仁川国際空港税関は28日までに、国外持ち出しが禁じられている淡水魚「シュリ」など、
朝鮮半島の固有種の魚を販売目的で日本に密輸しようとした50歳代の日本人の男を摘発した。
韓国SBSテレビが報じた。
男はシュリなど7種類、計約1100匹を持ち出そうとして摘発された。11月にも約1000匹を密輸
したという。SBSは、朝鮮半島の固有種は日本の観賞魚愛好家の間で人気が高く、インターネット
を通じて高値で売買されている一方、環境汚染などで数が急減していると伝えている。
シュリは、朝鮮半島の清流に生息し、南北の間を自由に泳ぐ様子から、南北分断の痛みを描いた
1999年の韓国映画の題名にもなった。(共同)
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_12/t2006122825.html