【MUSASHI】沢庵和尚が夜中にかがり火を炊いていると夢がある【クリスマス】

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師走も町、夜ともなると方々でイリュミネーションばやりだ。
神戸のルミナリエのような大がかりなものから、寺院のライトアップ、更には京都では清水寺周辺の「花灯ろう」嵯峨嵐山の竹林、更には町中の街路樹のライトアップ、
最近では個人の家の周りや家の中をクリスマスツリーなどを電球のイリュミネーションで飾り外を行く人に見せている家もある。

古来、光には人を寄せ付ける温かみがある。
小説宮本武蔵の中にも、わんぱくな武造(たけぞう)といわれた若者時代に、村人がどうしても捕まえることができなかったときに、
沢庵和尚が夜中にかがり火を炊いているとその暖かい火にほだされて、武蔵(たけぞう)が出てくる場面があったことを思い出した。

官公庁や会社では経費の削減のために暖房や無駄な電気の節減に努めている時に矛盾を感じないでもないが、
学校のいじめによる自殺問題、親が自分の子供を殺す、餓死させる、あるいは子供が自分の親を殺すなど、
寒々とした数々の事件が報道された今年は、従来の日本では考えられないような事件の報道に暗い気持ちの日々が続いた。

人間は一人では生きて行けない。
多くの友人、知人、先輩、後輩、親兄弟、の暖かい環境の中で初めて生活ができるのである。
師走のイリュミネーションが各人が暖かい心に目覚めるきっかけになるのならけっして無駄使いにはならないと思う。

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2900254/detail