「日本軍はキチガイだと思ったから『ねじまき鳥〜』を書いた」 村上春樹氏が正しい解釈を語る

このエントリーをはてなブックマークに追加
1番組の途中ですが名無しです
なぜ日本の人々の特定の人々が村上氏を警戒しているのか、
いくつか理由がある。氏は日本人が踏み込まれる事を恐れる場所に
あえて踏み込んだ。日本の悪名高い第二次世界大戦におけるアジアでの不幸とか。
この話題は日本ではタブーであり、中国や韓国との関係ではいつまでも
抜けない棘になっている。村上氏の「ねじまき鳥クロニクル」
(アメリカでは1997年出版)は、日本の過去についての長く、
背筋の凍るような比喩を含んでいる。
「私は1939年の日本軍によるモンゴルへの攻撃的な侵入、いわゆる
ノモンハン事件について詳しく調べました。調べれば調べるほど、
私はこの天皇の軍隊の全くの狂気に呆気にとられました。
どうしてこのような悲劇が理不尽にも歴史の中に埋もれたのか?
(当時の日本人は)何もこの失敗から学ばなかったと村上氏は言う。
2年後、日本は第二次世界大戦に突入します。そしてノモンハンで起こった
狂気と悲劇は巨大なスケールとなって至るところで繰り返されることになります」

ウォールストリートジャーナル 2006/12/9
http://www.opinionjournal.com/editorial/feature.html?id=110009368



俺たちがハルキに望んでいるものはそんなものじゃない!
早く「笠原メイの冒険」を書く作業に戻るんだ!!!


(とりあえず続く >>2-10
2番組の途中ですが工作員です:2006/12/15(金) 22:52:33 ID:bL8rSk8j0
続くなバカ
3おおすまん、まじすまんな:2006/12/15(金) 22:52:38 ID:qYUmOFfZ0
同じことを考えてました
4番組の途中ですが名無しです:2006/12/15(金) 22:53:09 ID:Y1wP10nz0 BE:507259474-BRZ(5161)
しかし海外では反響の大きかったこのシーンに、日本の読者は
何の反応も示さなかったと村上氏は言う。
それどころか批評家は単なる「カザリ」や装飾として批判したという。

「ドイツでは、ナチスは多かれ少なかれ大衆の支持を受けていました、
しかし日本の天皇制は民主的なシステムではなかったので、
現代のドイツ人はあの戦争に対してある種の責任を感じているが、
日本人は自分たちには責任がないと思っているのです。
なぜなら『邪悪で間違っていたのは体制だけ』だからです。」
「もし私たちが過去から学ばなければ、また同じ事を繰り返すでしょう。
ある種の人々は歴史を『作り変えて』います。」

「中国や韓国の人は歴史に敏感で、日本人は無関心。その溝は大きい」
「私がマサチューセッツ大にいた頃、沢山の中国や韓国の学生が私を
訪ねてきました。彼らは私の本に非常に熱中していました。
私たちはとても暗く悲劇的な過去を持っている、しかし彼らはこうして
私の本を熱心に読んでくれている。とても嬉しくなりました。」
「私は日本人を登場人物にして、日本の、殆ど日本の社会を舞台に
書いていますが、私のやっていることは普遍的です。」
と村上氏は説明した。「私たちは言葉は違う、価値観も違う。
しかし抱えている闇は同じだと考えています」