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787思春期
「硫黄島」は上陸できません


映画効果…硫黄島観光問い合わせ殺到も“上陸”できず

 ハリウッドの巨匠、クリント・イーストウッド監督(76)がメガホンを取った話題の2部大作「父親たちの
星条旗」「硫黄島からの手紙」で俄然、注目を浴びる硫黄島。映画公開以来、同島を観光したいという
問い合わせが小笠原村観光協会などに相次いで寄せられ、にわか硫黄島ブームが起きている。

 硫黄島は現在、海上自衛隊が管理する航空基地やアメリカ軍の訓練施設があり、一般の立ち入り、
居住は禁止されている。観光施設もなく、建物は自衛隊などの関連施設ぐらいだ。唯一、戦没者の慰
霊祭を行う場合に限って、旧島民や遺族の上陸が許されている。

 そんな事情を知らない映画ファンが観光地と誤解。同観光協会によれば、第1部「父親たちの星条旗」
が公開された10月頃から、「島を観光したいが、どうすればよいか」といった問い合わせが寄せられるよ
うになった。

 「以前は年に数件ぐらいだったが、最近は、週に10件ほどの問い合わせがある」(同観光協会)

 フジテレビが9日に放送した同島関連ドキュメンタリー番組「戦場の郵便配達」の放送後も、「立て続け
に4、5件の問い合わせがあった」という。同様の問い合わせは、東京都庁にも数件寄せられている。

 「問い合わせの際は、その旨をご説明するのですが、なかには、『どうしても行きたい』と食い下がる熱
心な方もいらっしゃって」と,観光協会も対応に手を焼いている様子だ。

(詳しくはソースで)
http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_12/g2006121813.html