都営地下鉄、開業48年目で初めて黒字
都営地下鉄、黒字の見通し 開業48年目で初めて
東京都は18日までに、来年度の都営地下鉄4線(浅草、三田、新宿、大江戸)の経常収支が
約12億円の黒字となるとの見通しをまとめた。黒字になれば1960年の浅草線営業開始以来、
初めてとなる。
都心の再開発による沿線の人口増などで、大江戸線を中心に乗客数が増加しているのが主な
要因。本年度は4線合計約210万人と試算していた1日の平均乗客数を、来年度は4%増の約
219万人と見込む。
支出は、減価償却費が本年度比1%減の約436億円と見込み、借入金の利子支払いは同5%
減の約230億円に圧縮されるという。
ただ累積欠損金は本年度より約143億円減るものの来年度末でも約4770億円に上る。また、
都バス事業などの赤字があるため、都交通局全体では約19億円の赤字になる見込み。
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