気象庁は14日、2006年の世界と日本の年平均気温(11月末までの速報値)を発表した。
世界の年平均気温は平年(1971―2000年の平均値)より0.3度高く、気象庁がこの統計を開始した
1891年以降で5番目に高くなる見込み。日本は平年を0.41度上回る過去11番目の高さと予測された。
今年は一部地域を除き世界的に陸上で高温になり、
特に年後半はアジアからヨーロッパにかけて異常な高温となった。
同庁によると、世界の年平均気温は100年あたり0.67度の割合で上昇しており、
特に最近の10年(1997―2006年)の高温傾向は顕著ですべて統計記録の11位以内に入っている。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20061214AT1G1403E14122006.html