スノー米大統領報道官は12日の記者会見で、ブッシュ大統領によるイラク政策見直しの発表は
当初予定のクリスマス前から来年1月にずれ込む見通しを明らかにした。
超党派の「イラク研究グループ」が2008年初めまでの米軍戦闘部隊の撤退は可能としたことなどをめぐり、
与党共和党の有力議員、専門家のほか、政府部内からも反対意見が出ていると伝えられており、
発表の遅れは、意見対立に伴う見直し作業の難航を反映しているといえそうだ。
ライス国務長官は12日、発表が遅れる理由として、18日に国防長官に就任する
ゲーツ氏を政策見直しに「全面的に参加させる」ためなどと釈明した。
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006121301000175.html