世界一の悪態男鈴木がプロレス大賞MVP
「世界一性格の悪い男」鈴木みのる(38=パンクラス)が、日本一のプロレスラーになった。
06年プロレス大賞選考会議が11日、東京・千代田区の日本プレスセンタービルで行われ、
鈴木が最優秀選手賞を初受賞した。
今年は3冠王座を戴冠した全日本を含め、10以上もの団体や興行に初参戦するなど、幅広く活躍した。
女子や色物選手とも対戦した。
性格が悪くても、プロレスが面白ければいい。
今年の鈴木は大小合わせて12もの団体や興行に出場した。行く先々で相手を挑発し、持ち前の毒舌をさく裂させた。
それでも入場曲の「風になれ」が流れるだけで、どの団体でも会場は盛り上がった。
ヒールとして周りは敵ばかりだが、ファンは鈴木を支持した。
「オレは好きなようにやってきただけ。誰かのためじゃないし、こんな賞なんかどうでもいい。
ただ、金を払って見に来ている客を満足させるためだけだ。それがプロってもんだろ」。
感慨も何もない。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/sports/minoru/story/12nikkanspbttp00612120001/