トヨタ世界一へ…来年の販売台数GM抜く
トヨタ自動車が、ダイハツ工業、日野自動車を含めた平成19年の世界販売台数を
940万台前後とする方向で調整していることが12日、明らかになった。
18年実績はほぼ計画通りの890万台程度となる見通しで、これを50万台上回る水準。
米ゼネラル・モーターズ(GM)が19年に販売を大きく伸ばさない限り、
トヨタが「世界一」に躍り出る公算が大きい。
販売台数の伸びを支えるのは、主力の北米や成長著しい中国などの海外市場。
国内市場は縮小傾向にあるため、18年とほぼ同水準を見込む。
20年も海外を中心に上積み、世界販売を980万台に乗せるとしている。
19年の世界生産は、950万台(18年計画は906万台)を軸に検討。
18年に生産を開始した中国・広州工場や米テキサス工場が本格稼働するが、
在庫を抑制する必要があるため、販売台数に比べて伸びはやや鈍くなる。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/toyota/story/12fuji320061212008/