深川談合 前市長、現金授受認める 落札業者から複数回
深川市発注の小学校改築工事をめぐる官製談合事件で、偽計入札妨害の疑いで逮捕された前深川市長
河野順吉容疑者(68)が、十一日までの道警旭川方面本部捜査課などの調べに対して、談合容疑で逮捕された
旭川市の東洋設備社長赤坂政良容疑者(58)から現金を受け取っていたことをほのめかす供述を始めた。
赤坂容疑者もすでに、現金数十万円を河野容疑者に渡したと供述しており、道警は、
現金の授受は工事を落札させる見返りだった との見方を強め、贈収賄の立件に向け裏付け捜査を急いでいる。
道警などによると、河野容疑者は、金銭の受け取りについて具体的な内容は話していないものの、
市発注の小学校改築工事で「金のやりとりがあった」などと供述を始めた。
また、河野容疑者は、赤坂容疑者からの金銭の受け取りは複数回あり、
別の人を介して受け取ったことなどをほのめかす供述もしている。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&j=0030