渡辺謙感激!捨てたもんじゃない
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞を受賞するなど話題のハリウッド映画「硫黄島からの手紙」(クリント・イーストウッド監督)が公開初日を迎え9日、
東京・丸の内ピカデリー1で主演の渡辺謙(47)、嵐の二宮和也(23)、伊原剛志(43)、加瀬亮(32)が舞台あいさつを行った。
この日、全国400スクリーンで公開され、興行収入50億円突破が予想される話題の大作とあって、
朝8時の回にもかかわらず800席が満席。舞台あいさつでは製作のスティーブン・スピルバーグのビデオメッセージも上映された。
渡辺は「若い方々にたくさん来ていただいて、この国も捨てたもんじゃないな、と思った」と感激の表情。
「映画にかかわったものすべてが、硫黄島から一通の手紙をもらったような気がする。
封を開けて一生懸命読み取り、この映画が出来上がりました」と語りかけた。
若い二宮も「これが61年前の日本です。硫黄島です。戦争です。見て、感じたことを皆さんの口から伝えて」と真剣な表情で訴えた。
20日には米国公開、来年2月にはヨーロッパをはじめとする世界公開も予定されている。
http://www.daily.co.jp/gossip/2006/12/10/0000188352.shtml