麻生外務大臣は8日、フィリピンのセブ島で中国の李肇星外相と会談し、
中国首脳の訪日を要請しました。これに対し、李外相は謝意を表明するなど、
両国が関係改善をアピールしています。
今年だけで4回を数える日中外相会談は、和やかな雰囲気の中、1時間近く行われました。
「日中関係の改善というものが順調に進んでいるということを歓迎し、
中国首脳の来春の訪日を要請しています」(麻生太郎 外相)
中国側は、安倍総理が就任後、初の外遊先に中国を選んだことを評価していて、
来年3月下旬から4月にかけての時期に温家宝首相が訪日する方向で調整を進めています。
また、会談では、日中共同の歴史研究の初会合を
今月26日と27日に北京で開催することで合意しています。
日中外相会談、関係改善をアピール
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20061209/20061209-00000033-jnn-pol.html