「新聞記者」を名乗り、炭鉱経営者や投資者の弱みを握って金銭を要求したり
したりする“たかり”が横行する中国山西省で、同省呂梁市は偽記者摘発キャ
8月以降の3カ月余の間に80人を摘発したことを明らかにした。悪質な44
で立件されたという。中国紙の華夏時報が伝えた。
中国有数の産炭地として知られる山西省には、大小数千の炭鉱があるとされる
採掘している炭鉱や、安全対策が不十分なため当局から閉鎖命令を出された後
炭鉱も多いのが実情だという。
偽記者はこうした炭鉱の経営者や投資者の弱みにつけ込んで「記事にする」「
などと脅し、金銭や接待を要求。1年間に計70回も偽記者への飲食接待を行
金銭やガソリンを渡していた無許可経営者もいたという。
偽記者摘発キャンペーンを主導した呂梁市新聞出版局の楊志明副局長は「偽記
と強調。依然、ある小さな県だけでも50人の偽記者がいると指摘しており、
偽記者は、まさに「氷山の一角」とみられる。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20061209/20061209_001.shtml