群馬県警察学校は、全初任科生が自己専用の『足先開規』を手作りした。
これを活用した教練指導を開始したところ、学生は両足先を約45度に開き、等しく外に向ける感覚をスムーズに修得していた。
初任科生への教練で、個人の資質に影響され、
なかなか正しい足先の開きを体得できない者が存在したことから、日曜大工を得意とする学校職員が、
術科必携に掲載される『足先の開き図』を参照の上、
木製の『足先開規』を作り、この定規を型として、厚紙を用いて全初任科生が作った。
所要時間は15分程度。
さらに、足先を正しく開き、両かかとを一直線に揃える姿勢を確実に身に付けるため、コンパネに横板を打ち付け
上下スライド可能な木製『足先開規』を取り付けた『改良型足先開規』(写真)も作り、学生寮の姿見に備えた。
学生は、姿見の前に立ち、基本の姿勢を自分の目で確認しながら修正している。
ソース:
http://www.police-ch.jp/new/20061201.html