部長の「日給」7万円 TMで年間人件費7千万円
社民党は1日、政府主催のタウンミーティング(TM)が始まった直後の2001年に、
随意契約などで受注した大手広告代理店が計52回のTMで、計7433万円の「事務局
人件費」を請求していたことを明らかにした。
社民党の要求に対し内閣府が提出した資料によると、内訳は「局次長」が1日10万円、
「部長」が同7万円などとなっている。記者会見した福島瑞穂党首、保坂展人衆院議員らは
「日給として高額すぎる」と指摘し、国会で追及する考えを示した。
また、01年6月23日に横浜市で開かれたTMでは、広告代理店からパネリストらへの
「謝礼」として約90万円の請求があったことも判明。閣僚を除くと、支払い対象は約10人
とみられるという。
保坂氏は「何人にいくらずつ支払ったか不明で、会場からのやらせ質問に対する謝礼が
含まれている可能性もある」と述べた。
http://www.chunichi.co.jp/flash/2006120101000728.html