参考ニュース:ごめんなさいを言いたい…板橋の両親殺害、少年が心境
東京都板橋区の建設会社社員寮で昨年6月、管理人夫婦を長男が殺害して
部屋を爆破した事件で、殺人と激発物破裂の罪に問われた元都立高校生の
少年(16)の公判が27日、東京地裁であった。
弁護側は被告人質問で、少年が小学校低学年のころから父親の仕事である
社員寮の掃除をさせられたり、父親にテレビゲームを何度も壊されたりした経緯を確認。
少年は「今の生活から抜け出せないという絶望感があった」と淡々と振り返った。
そのうえで犯行前夜、父親と口論になり、頭を揺すられた際、「ゴーッという怒りや憎しみ、
恨みが爆発する様な感じになって、殺すしかないと思ってしまった」と説明した。
一方、逮捕後、弁護人や児童精神科医と面会を重ねたことで、
「いろいろな人に接することで成長できることがわかった」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060427-00000412-yom-soci