「お待たせ」PS3発売 6年8カ月ぶりの新機種 品不足、量販店に長い列
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は11日、画像の処理性能を従来機よりも
向上させた新型ゲーム機「プレイステーション(PS)3」を発売した。
PS2発売以来、約6年8カ月ぶりの新製品。開発が計画通り進まず、発売が当初予定から
半年余りずれ込んだことに加え、生産遅れによる品不足から発売日の出荷台数は約10万台に限定。
ゲームファンらが家電量販店に長い行列をつくった。
ゲーム機業界では、マイクロソフトが11月に売り出した「Xbox360」の低額機の販売に力を入れ、
任天堂も12月2日に操作の簡単さを売りにした「Wii(ウィー)」を発売する。
■プレイステーション(PS)3 高性能半導体「セル」や最大60ギガバイトの大容量メモリーなど、
高性能パソコンにひけをとらない性能を備えるゲーム機。映像や画像などさまざまなデータを
蓄積し処理する「ホームサーバー」としての役割が期待される。ライバルのマイクロソフトの
「Xbox360」は低額機が2万9800円、12月に国内で発売される任天堂の「Wii(ウィー)」は2万5000円で、いずれもPS3より安い。
(2006/12/01 02:35)
http://www.sankei.co.jp/seikatsu/trend/061201/trd061201006.htm >(2006/12/01 02:35)