日産自動車や独フォルクスワーゲンなど主要自動車メーカーの二酸化炭素(CO2)排出削減が進んでいないとした
報告書をブリュッセルの環境団体T&Eがまとめた。日米欧などの自動車各社は2008―09年までに欧州市場で
販売する新車のCO2排出量を1995年比で平均25%削減する目標を公約している。
報告書は20社中の15社で目標達成が難しい情勢とした。
削減ペースが最も遅れているのは日産で、スズキやマツダ、BMW、
フォルクスワーゲンなども達成が危ぶまれるとした。逆に削減が最も進んでいるのはフィアットで、
上位5社は08年までの目標達成が可能とみている。
トヨタ自動車やホンダは微妙な状況という。(ブリュッセル=下田敏) (07:02)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20061129AT1D2600K28112006.html