南極の氷入りの水で乾杯する親子連れ=秋田市のアルヴェの自然科学学習館
第一次南極観測隊出発から50周年を記念したイベント「南極の不思議2006」?南
極へ!伝えよう白瀬中尉の熱い思い?(秋田大、南極OB会秋田支部など主催)が
23日、秋田市の秋田拠点センター・アルヴェ4階の自然科学学習館で始まった。
26日まで。
オープニングセレモニーでは、同館の芳賀龍平館長の音頭で、南極の氷を入れた
ミネラルウオーターで乾杯。訪れた親子連れなど約150人は、氷に含まれた数万
年前の空気がパチパチと水に溶ける音に耳を澄ましながら、「普通の氷より冷たく
ておいしい」「不思議な味がする」などと驚いていた。
会場には、観測船「しらせ」の航海風景や、観測の際に使用したテントと寝袋、南極
で発見された隕石(いんせき)、オーロラやブリザードなどの写真を展示。また、にか
ほ市(旧金浦町)出身の南極探検家・白瀬矗(のぶ)中尉の紹介コーナーも設置さ
れている。
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20061123m