PRIDEが来年中に、ブラジルでの大会開催を計画していることが27日、分かった。
10月に海外初開催となった米ラスベガス大会が、超満員1万1727人の観衆を集めるなど成功。
これを受けて、ブラジルのプロモーターからオファーが殺到している。PRIDEには、
ミドル級王者ヴァンダレイ・シウバや、前ヘビー級王者アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラら人気、
実力ともに世界トップ級のブラジル人選手が在籍。大会の成功を確信し、実現に向けて動きだした。
現状の計画では、ラスベガス大会のような日本人スタッフ主導の運営にせず、
ライセンスを発行した現地プロモーター主体での開催を目指す。
DSE関係者は「PRIDEという看板を掲げる以上、メディカルチェックや演出など、一定の基準はクリアしてもらう。来年中に開催したい」と話し、日米と同等レベルの大会実現を約束した。
既にこの手法は今月、オランダ・ロッテルダムで試験的に行われた。
アレキサンダーなどPRIDEトップ選手が出場し、約1万人の観衆が集まる盛況ぶり。
ブラジルで成功すれば、同様に格闘技人気の高い韓国やロシア、クロアチアでの開催も視野に入れている。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/sports/pride/story/28nikkanspbttp00611280003/