【続報:Wii分解】「センサーバー」にはセンサがなかった
その名に反し,センサーバー内部にセンサのたぐいはなかった。
このことからWiiリモコンの仕組みを推定してみよう。Wiiリモコンがテレビ画面の方向を向くと,センサーバーの両端の光点が
イメージ・センサで捉えられる。二つの光点の位置関係と間隔からテレビ画面に対するWiiリモコンの向きや距離がある程度,見積もれる。
この情報と3軸加速度センサから得たリモコンの姿勢(傾き)の情報を組み合わせれば,ユーザーが画面のどの辺りを指しているか決められる。
Wiiリモコンの基板上にはこうした処理を担うマイクロプロセサは見当たらない。従ってイメージ・センサや加速度センサが得た情報は
Bluetoothを通じてWii本体に送られ,ポインタの位置決めに関するほとんどの処理を本体側で行う仕組みになっているはずだ。
Wiiリモコンが内蔵したCMOSイメージ・センサを供給しているのは台湾Pixart Imaging Inc.である。このことは,同社が2006年5月12日に
公表したことから明らかになっている。同社は,光学マウスや組み込み機器に使われる比較的解像度が低い製品を得意とするCMOSイメージ・センサの専業メーカーである。
Pixart Imaging社の製品ラインアップから鑑みて,Wiiリモコンで採用しているCMOSイメージ・センサも解像度はさほど高くないだろう。
また,データを送るBluetoothの帯域が限られていることを考慮すると,画像に対する前処理を行ってデータ量を軽量化する回路がCMOSイメージ・センサに組み込まれている可能性がある。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061127/124506/ >二つの光点の位置関係と間隔からテレビ画面に対するWiiリモコンの向きや距離がある程度,見積もれる
ある程度???
>Wiiリモコンで採用しているCMOSイメージ・センサも解像度はさほど高くないだろう
工工エエエ(´д`)エエエ工工