夢みなとタワー"リボン"色 乳がん検診アピール
鳥取県境港市竹内団地の夢みなとタワーが二十五日、ピンク色にライトアップされた。
日が暮れた空にピンク色のタワーが幻想的な姿を現すと、付近に居合わせた人たちから大きな歓声が上がった。
乳がんの早期発見・早期診断の重要性を訴えるピンクリボン運動の一環。
この日、同タワーで行われた啓発事業に合わせ、鳥取県と乳がん患者会「あけぼの会」鳥取支部が企画した。
ライトアップはこれまで、東京タワーや明石海峡大橋でも行われている。
午後五時、関係者のカウントダウンに合わせ、ピンクのセロファンを張った照明が四方からタワーを照らす。
同九時までの四時間、タワーはピンクの光を放ち、乳がん検診の必要性をアピールした。
井上支部長は「鳥取県内の乳がん検診率は約20%。早期に治療すれば治る病気なので、
一人でも多くの人に検診を受けてほしい」と訴えていた。
http://www.nnn.co.jp/news/061126/20061126003.html