諸葛亮 VS ビスマルク

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1エリー君 ◆NYYlKEsur2
ニュー速は諸葛亮好きが多そう


<コラム>大統領経験者らの「退任後症候群」

 大統領をするのも難しいが「大統領経験者」の役割も難しい。韓国のように民主
 主義の伝統が短い国では、大統領経験者らにとって役割モデルになるような人
 物がないから、さらにそうだろう。

 木浦(モクポ)で「湖南(ホナム・全羅道)なしでは、韓国はない」、「私は全羅道
 (チョンラド)の人として生き、全羅道の人として死ぬ」という中学生レベルにも至
 らない発言をした金大中(キム・デジュン)前大統領は、終生を大統領になる準
 備をしていながらも、大統領経験者の役割や身の振り方については全く考えな
 かった模様だ。

 同氏は木浦での発言で、大韓民国の大統領を務め、ノーベル平和賞を受け、世
 界的なリーダーだと自任した自身のイメージに、自らダメージを与えた。同氏の
 退任後症候群(Post−power syndrome)は深刻なものとみられる。現職時
 代より、大統領経験者としてさらに輝いている人が、米国のカーター氏と言えよう。

 同氏の後任者タフトの路線が保守的すぎるというのが、政治再開の口実だった。
 共和党を支持する票は、現職のタフトとルーズベルトに分散し、民主党のウィル
 ソン候補に当選の「漁夫の利」を献納した。ルーズベルトはマスコミ活動とサファ
 リで余生を送った。ドイツ統一の父ビスマルクは、ポストパワーシンドロームを超
 人的な忍耐心で治めた人の典型だ。(一部略)
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=82106&servcode=100§code=120