韓国紙、朝鮮日報(電子版)は25日、韓国の防疫当局者が同日、同国の全羅北道益山市の養鶏場で
鶏約6000羽が死んだのは鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)によるものと確認されたと述べたと報じた。
しかし、同当局者は「H5N1型と確認されたが、高病原性か低病原性を判断するためには
追加的な検査が必要だ」と述べた。
一方、YTNテレビは国立獣医科学検疫院は鳥インフルエンザに感染したかどうか現在検査中で、
結果が出るのは25日夜遅くか26日になるとした。
同テレビによると、農林省当局は今回の原因が韓国で2003年末から04年3月にかけて大量感染が
発生したのと同じ高病原性かどうかはまだ確認されていないとした。
益山市に設置された防疫対策本部では25日、病原菌の拡散を防ぐために
別の約6000羽の鶏とともに犬2匹も処分した。
同本部は、高病原性と確認されれば、鶏が死んだ養鶏場の半径500メートル以内の鶏やアヒル、
犬、猫などを処分し、防疫ラインを拡大するなど対策を強化する方針だ。
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