静岡県警焼津署は25日、同乗の酩酊状態の友人に飲酒運転で起こした事故の罪をかぶせたとして、
道交法違反(酒気帯び、無免許)の疑いで、店員福世誠容疑者(21)=同県吉田町川尻=を逮捕した。
福世容疑者は調べに「無免許と飲酒がばれるのが怖くて、とっさにうそをついた」と供述。
同署は友人の男性(22)についても、酒気帯び運転ほう助などの容疑で書類送検する方針。
調べでは、福世容疑者は23日夜から友人と居酒屋など4軒で早朝まで飲酒した後、乗用車を運転。
24日午前7時半ごろ、同県焼津市東小川の市道で、同市の女性(43)の乗用車に追突した疑い。
福世容疑者は原付き自動2輪の免許証しか持っていなかった。友人も事故の直前まで運転していたという。
事故を起こした福世容疑者は「友人が運転していた」と焼津署員に説明。
友人は逮捕されたが、24日昼すぎ、同署の留置場で目が覚めて「自分が運転していたか定かではない」
と話したため発覚した。
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