今年、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が、5年ぶりに大流行している。
「なんだ、おたふくかぜか」と、侮ってはいけない。子供よりも大人は重症化しやすく、
髄膜炎や膵(すい)炎などの他、男性の場合、精巣炎の激痛に見舞われることもあるのだ。
感染者の約10%程度に髄膜炎の合併症状が見られる。
また、難聴になるケースもあり、この場合、治療は非常に困難といわれている。
そして思春期以降の男性の場合、約20― 30%に精巣炎、女性では約7%に卵巣炎を発症。
単なるおたふくかぜと、いっていられない状況なのだ。
「1歳から任意でワクチンを受けることができる。大人も心配であれば、ワクチン接種を受けると良いでしょう。」
「自分で抗体を持っているかどうかを知りたいときには、医療機関で血液検査などを行い調べることも可能です」
大流行のこの冬、おたふくかぜを甘く見ないこと。重症になるケースは珍しくないと心得たい。
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