【ウヨ不足】　中部電力、大阪ガスからの電力購入を検討　

中部電力、大阪ガスからの電力購入を検討

　中部電力が、電力小売り事業に新規参入している大阪ガスから電力の購入を
検討していることが明らかになった。製造業の電力需要の拡大にともなう供給
不足を補うため、大ガスが０９年に稼働させる泉北発電所（堺市など）からの
調達を探る。

　建設中の泉北発電所は発電能力１１０万キロワット。天然ガスを燃料とする
火力発電所で、新規事業者の発電所としては最大規模。中部電は数十万キロ
ワットの電力を調達し、自社の営業区域内に供給することを検討している。
今後は価格面の交渉が焦点となる。
　中部電は、営業区域内にトヨタ自動車をはじめとする有力製造業の拠点が
集中し、電力販売量が年々増えている。一方で、原子力発電所の建設計画が
とりやめになるなど新規立地は進んでいない。このため、他の電力会社や新
エネルギーによる事業者からの調達にも力を入れている。
http://www.asahi.com/business/update/1121/076.html