松坂の祖父は手投げ弾遠投記録保持者

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松坂大輔投手(26)の祖母、松坂みさ子さん(81)が、北海道稚内市の
自宅からテレビに映る孫に声援を送っている。夫の故・徳次さんは戦時中、
手投げ弾の遠投記録を塗り替えた強肩の持ち主だったという。
「大輔の肩はおじいちゃん譲り」。孫の新たな旅立ちを北の街から見守っている。

 「こちらが松坂投手のおばあさんの家です」
 観光バスが家の前に止まると、みさ子さんは居間のカーテンを開けてバスに
向かって笑顔で手を振る。「ありがたい。大輔がみんなに愛されているんだなと思います」

5年前に81歳で亡くなった夫の徳次さんは戦時中、樺太(現サハリン)の野砲隊にいた。
当時、55メートルだった隊内の手投げ弾の遠投記録を63メートルに塗り替えたという。
徳次さんは戦後、北海道に引き揚げ、コンブやタコの漁師になった。
腕は丸太のように太かったという。

 みさ子さんの3人の子どものうち、次男が稚内の高校を卒業後、上京した。
それが松坂投手の父・諭(さとる)さん(53)だ。

http://www.asahi.com/sports/update/1119/030.html