【トラック列島】『安全のためにシャブを打つ、眠るため・起きるための飲酒』日本を支える底辺職
■眠るための飲酒、起るための飲酒
2日間にわたって東名高速の休憩所をまわり、トラック運転手、清掃員の方から
話を伺ってきたルポの第2弾です。
トラックから出されるアルコール飲料のゴミについての疑問を運転手にぶつけて
見ると、2種類の答えが返ってきた。
1.眠る前に飲んでいる
前回記事で紹介したように、運転手の睡眠時間は荷主の都合などからかなり不
定期なものとなっている。いくら疲れていても、朝になり、太陽の光を浴びることで
リセットされた体内時計の影響などで、すぐに眠れないときがある。そういったとき
に、缶ビールなどを1本一気に飲み、酔いが回ったところで眠ると言うのである。な
るべく入眠までの時間を早くして睡眠時間を長くするための工夫だ。
2.運転中に飲んでいる
現状では警察の取り締まりがほとんどないため、まかり通っているらしい。眠るた
めの酒がさめていない場合もあるが、この場合は、逆に眠らないために飲むのだと
言う。少量のアルコールは脳を興奮させ眠りを遠ざけるという。
■安全のためにシャブを打つ
トラック運転手の中で、眠らないために覚せい剤を利用している人がいるらしい。
「覚せい剤は昔から魚屋(魚を市場に届けるトラック)の間では使われている」と語る。
眠くなったときでも(通常は)10分眠ればだいぶ楽になるから大抵の運転手はそうする
が、時間を追う仕事をする運転手は(10分も惜しくて)そうも言っていられない時がある
のだという。(そして眠らなくてもいい覚せい剤に手を出す)
■駐車場が、注射場
ソースより一部抜粋、全文は↓
http://www.janjan.jp/business/0611/0611124514/1.php