密入国して日本人になりすました焼肉店の韓国人夫婦を逮捕
日本人なりすまし:容疑の韓国人夫婦を逮捕 警視庁
密入国したうえ戸籍を借りて日本人になりすましたとして、警視庁組織犯罪対策1課は17日、東京都
豊島区東池袋2、焼肉店経営、姜煕中(カンヒチュン)(38)=韓国籍、妻金貴栄(キムクイヨン)(37)=
同=の両容疑者と戸籍を貸した練馬区高野台3、内装工、伊藤一雄容疑者(49)を電磁的公正証書原
本不実記録・同供用容疑で逮捕したと発表した。姜容疑者は「伊藤一雄」と称して池袋で焼き肉店3店舗
を経営、事業に成功していた。
調べでは、姜容疑者は、韓国に住む妻と同居するため妻を日本人配偶者資格で日本に迎えようと計画。
02年7月、知人の伊藤容疑者から戸籍などを借りて日本人になりすまし、区役所に婚姻届を提出した疑い。
同課によると、姜容疑者は01年4月に韓国から貨物船で密入国。妻を呼び寄せた後も、伊藤一雄を名
乗ったまま焼き肉店の経営に乗り出していた。「安価で上質な肉の店」として繁盛し、池袋駅前の本店は
年間1億8000万円を売り上げていたという。伊藤容疑者とは当時勤めていた飲食店の従業員仲間で、
戸籍と引き換えに報酬を渡したという。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061118k0000m040056000c.html