「バルトの楽園」DVD化 12月8日に全国発売
第一次世界大戦中の板東俘虜(ふりょ)収容所(鳴門市大麻町)を
舞台にした映画「バルトの楽園(がくえん)」のDVDが、十二月八日
に全国発売される。発売元の東映は「徳島県民の温かい支援で完
成したこの映画を、皆さんの手元に置いていつまでも楽しんでほし
い」とPRしている。
DVDは、二時間十四分の本編を収めた通常版(三千九百九十円)と、
本編以外にメーキング映像や主要キャストのインタビューなど約四
時間の特典映像を付けた特別限定版(七千百四十円)の二種類を
売り出す。
映画は、松江豊寿所長の自由と平等の信念によってドイツ兵捕虜が
地元住民と交流を深め、ベートーベンの「第九」を日本で初演するま
でを描いた。松江所長役の松平健さんのほか、ドイツの名優ブルー
ノ・ガンツさん、高島礼子さんら豪華キャストが話題を集めた。
先行予約(二十五日まで)の受け付けは、東映教育映像徳島代理
店の井上書房〈電088(672)1133〉。
http://www.topics.or.jp/News/news2006102009.html