【ウヨ涙目】 新日本プロレスと全日本プロレスが和解タッグ、対立35年終止符 

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1文五右衛門 ◆bDBIBrQs3A

新日本と全日本が35年に及ぶ対立の歴史に終止符を打つ。新日本のサイモン猪木社長(32)
と全日本の武藤敬司社長(43)が15日、来年1月4日の東京ドーム大会を事実上の合同
興行として行うことを発表した。IWGP、3冠のタイトル戦をダブルメーンとして開催。
さらに団体の枠を超えた夢のタッグマッチも実現させる。72年(昭47)の旗揚げ以来、
馬場と猪木が全面戦争を繰り広げた両団体が、プロレス人気復活へ強力タッグを組む。

新日本のサイモン社長が大会テーマを「決意」と発表した。その直後、会見会場の東京ドームに
全日本の武藤の入場テーマが鳴り響いた。会見場に現れた武藤が切り出した。「今回、縁あって
1・4に全面協力することになりました」。旗揚げから35周年。初めて両団体が完全タッグを
組むことになった。
名目上は新日本の興行になるが、実質的には合同開催になる。過去にも選手の「貸し出し」という
交流が行われているが、カード編成を含めて協力して開催するのは初めて。対抗戦形式になる
IWGP戦と3冠戦以外は、団体の枠にこだわらずにマッチメーク。「つぶし合うより、盛り
上がる方がいい。ファンの期待する夢のタッグを結成してもいい」と武藤は提案した。

これまで実現不可能だった武藤、蝶野の闘魂三銃士のタッグ結成の可能性もある。若手の棚橋、
中邑、ケアらを絡めれば夢カードは尽きない。「東京ドームではオレが一番栄えるのは分かって
いる。この空間をまとめられるのはそうはいない」と、武藤は自分が中心になってカード編成を
考える決意だった。
72年にアントニオ猪木が新日本を、ジャイアント馬場が全日本を旗揚げした。以来、両団体は
し烈な興行戦争を続けてきた。猪木と馬場がリングを去ってからも、ライバル団体という関係は
変わらない。今回も約1カ月前にオファーをもらった武藤は参戦を拒否。「オレたちも1月2、3日
に後楽園でやるし、食われちまうだろ」。しかし、サイモン社長の「35周年はプロレス界を復興
するチャンス」という熱意に最後は折れた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061116-00000053-nks-spo