【ワシントン=山本秀也】
沖縄近海の太平洋上で10月末、米海軍空母「キティホーク」が中国海軍の通常型潜水艦の追跡を
受け、魚雷などの射程圏内に接近されても探知できなかったことが14日までに分かった。
米太平洋軍のファロン司令官が、米メディアの報道を確認した。
中国海軍は軍備の拡充を急速に進めてきたが、米空母を狙った今回の挑発的な行動は、
ガス田開発の進む東シナ海や台湾海峡など、日本周辺で不測の事態を招く懸念を浮き彫りにした。
AP通信によると、クアラルンプール訪問中のファロン司令官は14日、
沖縄近海を航行していたキティホーク戦闘群が中国潜水艦の接近を受けたことを確認。
当時、同戦闘群は通常の訓練中だったといい、「中国の潜水艦が訓練水域の中にまで入っていれば、
不測の事態にエスカレートすることもあった」と危険な状況だったことを認めた。
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産経
http://www.sankei.co.jp/news/061115/kok003.htm