復党問題で自民執行部、反省文など条件
自民党執行部は10日、「郵政造反組」の復党問題で、昨年の衆院選後の特別国会で
郵政民営化法案に賛成した無所属議員11人の復党を認める場合であっても厳しい
条件を付ける方向で検討に入った。具体的には
(1)郵政法案に一度は反対したことを反省する総括文書
(2)今後二度と反党行為をしないことを誓約する覚書
の提出を求める見通し。復党へハードルを上げ世論や党内の反対派に配慮する狙いだ。
昨年の通常国会で郵政民営化法案に反対し、自民党を離れた無所属議員は13人。
このうち野呂田芳成氏と平沼赳夫氏以外の11人については、最終的に郵政法案に
賛成した経緯から、優先して復党を認める案が検討されている。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20061111AT3S1001K10112006.html