交通違反切符、その場で警察官に頼んだら軽くなった
交通違反で摘発したドライバーから現場で頼まれ、違反切符を反則金額の低い違反をした
ように偽造したとして、警視庁は10日、玉川署地域課の巡査部長(53)と、蒲田署
地域課の巡査部長(49)の2人を虚偽有印公文書作成などの疑いで書類送検した。
同庁はそれぞれ減給3か月(10分の1)と同1か月(同)の懲戒処分にするとともに、
玉川署の地域課長(55)ら上司3人を所属長注意などとした。玉川署の巡査部長は同日
付で依願退職した。
調べによると、玉川署の巡査部長は今年7月26日、東京都世田谷区で、トラックを道交法
違反(一時不停止)で摘発した際、運転者の男性(56)から頼まれ、免許証不携帯の違反
切符を作成して渡した疑い。一時不停止の反則金は7000円で、減点は2点だが、免許
不携帯の場合、減点ゼロで反則金は3000円になる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061110-00000416-yom-soci