<大阪姉妹殺害>23歳被告に死刑求刑 判決は12月13日
大阪市浪速区のマンションで昨年11月、姉妹が殺害された事件で、強盗殺人など
の罪に問われた住所不定、無職、山地悠紀夫被告(23)の公判が10日、大阪地裁
(並木正男裁判長)であった。検察側は「史上まれにみる凶悪、冷酷、非道な犯行。
被告は真摯(しんし)に反省しておらず、矯正は不可能で極刑以外の選択肢はない」と
死刑を求刑した。弁護側は最終弁論で死刑回避を求めたが、山地被告は「特に何もあり
ません」と意見陳述し、結審した。判決は12月13日。
起訴状によると、山地被告は昨年11月17日未明、同区のマンションの一室に侵入。
上原明日香さん(当時27歳)と千妃路さん(同19歳)姉妹を殺害し、現金5000円
などを奪ったうえ、証拠を隠すために室内に放火するなどした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061110-00000132-mai-soci 【過去の記事】
大阪市浪速区のマンションで昨年11月、飲食店店員の姉妹が刺殺された事件で、
強盗殺人や放火などの罪に問われた無職山地悠紀夫被告(22)は1日、大阪地裁
(並木正男裁判長)の初公判で「読まれた事実は間違いありません」と起訴事実を
認めた。続いて弁護側は強盗の犯意を否定するなど一部を争う姿勢を示した。
検察側は冒頭陳述で、山地被告が2000年7月、山口市の自宅で母親=当時(50)=
を金属バットで殴り殺害したことに言及。「母親を殺したとき、そのもだえ苦しむ姿に
興奮したことから、人を殺し快感を得て金品を奪い生活費を手に入れようと決意した」
と犯行に至る経緯を詳述した。(共同通信)
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