ポスティング・システム(入札制度)での大リーグ移籍を要求している阪神の井川慶投手(27)が
アーン・テレム氏(52)と代理人契約を結ぶことが2日、分かった。
松井秀(ヤンキース)ら大物選手を受け持つ敏腕代理人で大リーグ挑戦が加速する。
阪神は「イオン日米野球2006」で井川が先発登板する7日を待ち、8日にも
移籍容認を発表するとの情報もある。ブレーブス、ドジャースの入札が確実視されていることも分かった。
井川が代理人に選んだのはテレム氏だった。日米複数の球界関係者によると、
既にテレム氏との契約は内定しており、同事務所関係者が来日中、近く正式契約を結ぶ。
テレム氏は松井秀の代理人として知られる。2002年オフ、巨人からFA宣言し大リーグ入りする際に頼った。
ヤンキースと3年総額2100万ドル(約24億円)の大型契約を結び、夢を実現させた。
相思相愛だったヤンキースに好条件で入団させた手腕は高く評価される。
ジアンビ(ヤンキース)やガルシアパーラ(ドジャース)ら大物を顧客にし
「大リーグで5指に入る」と言われる敏腕。日本球界ともつながりは深く、
早くから日本選手に注目。スコット・ボラス氏(53)に決めた松坂(西武)との契約も目指していたと伝わる。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2006/11/03/01.html ポスティングでのメジャー移籍を容認される可能性が高くなってきた
井川慶投手(阪神)について、数球団が獲得に興味を示している。
ボストン・レッドソックスの地元紙ボストン・ヘラルド(電子版)は5日、
レッドソックスも井川および松坂大輔投手(西武)の入札に参加する多くの球団のひとつだと指摘。
その上で、井川獲得の最有力候補はアトランタ・ブレーブスの可能性が高く、
ロサンゼルス・ドジャースも松坂よりは「割安」な井川の入札に興味を持っていると伝えた。
http://www.major.jp/news/news20061105-18376.html