病気やけがの後遺症を治療するリハビリテーションの日数が四月から
制限され、リハビリを打ち切られた患者がいかに悲惨な状態におかれて
いるか―。二十六日に開かれた「リハビリ日数制限の実害告発と緊急
改善を求める国会内集会」(主催=リハビリ診療報酬改定を考える会・
全国保険医団体連合会)で、患者や医師から深刻な実態が次々と
報告されました。
「リハビリを打ち切られてから、経験したことのない痛みが続くように
なりました。悪化を予防するには、リハビリを受けるしかありません」
「呼吸器リハビリを打ち切られた患者が、一週間後には自分で痰
(たん)を出すのが難しくなり、夜中に痰がつまって死にそうになった」
全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)の調査では、脳血管疾患等の
リハビリ治療を打ち切られた患者が、少なくとも二十四日までに二十都
府県で六千八百七十三人いることがわかりました
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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-10-31/2006103104_01_0.html