健康食品などの卸売販売会社「FLPジャパン」(東京)が製造・販売する、アロエの果肉で作った
ジュース「アロエベラジュース」から、発がん性物質のベンゼンが、水道法で定める基準値(10ppb)
の3倍以上検出されていたことが27日、わかった。
保健所が自主回収を要請したが、同社は「健康上問題ない」として、一部を除き、回収しなかった。
同社からジュース原液の加工などを委託されている長野県松本市の工場が8月、自主検査で34ppb
のベンゼンを検出。混ぜると微量のベンゼンが生じる2種類の保存料が使われていたのが原因と
みられる。
これを受け、松本保健所と、本社を所管する港保健所(東京都)が8月と9月に、自主回収と、製造や
販売の自粛を要請。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061027-00000206-yom-soci