2月2日を「情報セキュリティの日」に、内閣官房の政策会議で決定
内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)は25日、「情報セキュリティ政策会議」
の第8回会合を開催した。情報セキュリティ政策の具体的な実施プログラムである
「セキュア・ジャパン2006」の進捗状況が報告されたほか、毎年2月2日を「情報セ
キュリティの日」とする方針が決定された。
(中略)主な施策のうち、例えば、警察庁におけるサイバー犯罪の取り締まりのため
の技能水準向上については、警察大学校で7月に都道府県警のサイバー犯罪捜査
指揮を担当する警部および警部補を対象にした「サイバー犯罪取締り・対策専科」が
実施されたことや、その他の警察学校などでサイバー犯罪対策のための各種研修を
実施または実施予定であることが報告されている。
情報セキュリティの日は、「情報セキュリティの向上への気運を全国的に波及・浸
透させるとともに、広く官民における意識と理解を深めること」が目的。2006年2月2日
に「第1次情報セキュリティ基本計画」が決定したのにちなんで、同日に設定された。
情報セキュリティの日の前後の期間において、行政機関、新聞社やIT関連雑誌社、
業界団体などが主催するセミナーやシンポジウム、フォーラムなどの行事を集中的
に開催する。また、情報セキュリティに功績のあった個人や団体も表彰する。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/10/26/13749.html