奈良・正倉院で守られてきた宝物を紹介する「第58回正倉院展」(奈良国立博物館主催、読売新聞社など協力)が24日、
奈良市の同博物館で開幕した。
秋空の下、早朝から約200人が列を作り、開館時間を15分繰り上げた。
会場は華麗な天平時代の品々に見入る人たちでにぎわった。
今回は聖武天皇没後1250年を記念し、会期は例年より3日間延長して20日間。
出品68件のうち13件は初公開で、聖武天皇が使ったという「七条刺納樹皮色袈裟(しちじょうしのうじゅひしょくのけさ)」や
「長斑錦御軾(ちょうはんきんのおんしょく)」などゆかりの品も多数公開されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061024-00000506-yom-soci