ポスティング・システムによるメジャー移籍を訴えることが決定的な阪神・井川慶投手(27)に対し、
移籍が認められた場合に、獲得に名乗りを上げる可能性のあるメジャー球団名が19日、分かった。
現時点ではマリナーズ、ドジャース、ロイヤルズ、インディアンス、アスレチックスの5球団だ。
もしも、井川のポスティングが認められたなら-。
獲得に名乗りを上げる可能性のあるメジャー球団として、マリナーズ、ドジャース、ロイヤルズ、
インディアンス、アスレチックスの5球団の名前が浮上した。
虎のエースを求める理由は、チームによってさまざま。
現在、マリナーズにはイチローと城島、ドジャースには斎藤が在籍しており、両球団とも日本人選手を獲得して、成功を収めている。
日本人をチームに加えることに、抵抗はない。
アスレチックスは、05年にFA宣言した藪を獲得しており、フロントには元阪神のキーオ氏もいる。
井川に注目するのは、阪神と「縁」のある球団というだけでなく、チーム事情も大きく影響している。
現在、エース左腕・ジトとの契約延長が厳しい状況のアスレチックス。FA移籍となれば、その穴を埋める左の先発が不可欠となる。
大きな故障もなく、毎年ローテを守り続ける井川の馬力は魅力。獲得競争に参戦することになっても不思議ではない。
全体的に、メジャーでも左腕が貴重な存在のため、ロイヤルズ、インディアンスも注目している。
また「仮にポスティングが認められれば、(ポスティングの)選手で左腕が井川だけというのは価値が高い」とメジャー関係者。
井川側と阪神側との交渉日程は未定。今後の動向次第で、井川獲得を検討する球団は、さらに増える可能性もある。
ソース
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20061020&a=20061020-00000024-dal-spo