北朝鮮が93年3月に核拡散防止条約(NPT)脱退を宣言した直後から、
韓国原子力研究所の科学者らが政府上層部の承認を得て極秘の核技術研究を進め、
使用済み核燃料棒からの少量のプルトニウム抽出に成功していたことが分かった。
17日発売の韓国誌「月刊朝鮮」11月号が報じた。
当時の金泳三(キムヨンサム)政権高官は同誌に、「北朝鮮がNPTを脱退し核を保有すれば、
直ちに我々も核兵器製造に着手しなければならないという切迫した心情」から、研究チームの
「実験室レベルで核技術開発を行う」との報告を了承したと証言。
しかし実際に核兵器製造を目指したのではなく、いつでも核武装に進める
「核保有直前の水準」まで技術を高めようという研究だったと述べた。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2590388/detail