【九州】念願のアイヌ文様を手に入れたぞ
北九州市立洞北中学(永塚俊武校長、185人)の1年生が19日、
八幡東区のスペースワールド前にある市立いのちのたび博物館を訪れ、
アイヌ民族の歴史や文化について学んだ。
いのちのたび博物館は11月26日まで「アイヌ文様の美」展
(同博物館、財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構主催、毎日新聞社など後援)を開催中。
人権学習に取り組んでいる同校の1年生61人が、アイヌ文化に触れようと
総合学習の時間を利用して訪れた。
生徒らは、アイヌ民族で志摩町在住の鮒(ふな)田晃男
(アイヌ名=ポン・オタストン)さん(62)から、
民族の歴史や四季を通しての暮らし、生活用品などの説明を受けた。
その後、博物館学芸員らの指導で、折り紙と型枠を使って渦巻き文(もん)や
括弧文などアイヌ独特の文様を作った。
また、竹とひもで出来たムックリといわれる口琴(こうきん)楽器の鳴らし方を
鮒田さんから教わり、楽しい交流のひとときを過ごした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061020-00000212-mailo-l40