別人の確率77兆分の1!高精度DNA新鑑定法を導入
警察庁は19日、容疑者や現場から採取された血液などのDNA鑑定について、より高精度の検査
方法を導入する方針を明らかにした。
別人である確率は、約77兆分の1(現在は約1億8000万分の1)と飛躍的に向上するといい、
これまでは検査が難しかった微量の遺留物などからも、DNA型を特定できる可能性が高まる。
11月以降、全国の警察本部で実施する。
現在の方法では、細胞内の核から抽出したDNAのうち、11か所の部位の塩基配列を調べるなど
して数値化しているが、今後は新たな試薬を使うことで検査部位を17か所に増やす。
事件現場に残された血液、唾液(だえき)などは、微量だったり、腐敗していたりしていて型が不明か、
11か所のうちの一部しか判明しないケースも多いが、新鑑定方法では、より多くの情報が得られる
可能性があるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061019-00000504-yom-soci